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明日の診療に使える ♦最新トピックス♦
「3年後の糖尿病発症リスク」点数で予測
糖尿病発症確率を予測する「リスクスコア」を、国立国際医療研究センター疫学予防研究部の研究チームが開発した。職場などで実施される健康診断データをもとに、容易に糖尿病発症確率を予測できるのが特徴。糖尿病予備軍の発症予防に役立てる狙い。
研究グループは、糖尿病ではない男女3万7416人（男性3万2040人、女性5376人、99.7％は30～65歳）の検診結果を収集、3年後に糖尿病を発症した人としなかった人のデータを分析し、項目とスコアを決定した。
年齢や体格（BMI）、空腹時血糖など8項目に、0～5点の点数を付け、合計が0～6点なら、3年後に糖尿病を発症する確率は1％以下、19～20点と、満点に近い場合は、65％以上と判定される。
スコア表を拡大コピーして、待合室に貼り、患者さんの糖尿病発症予防の意識付けに役立てたい。（編集部）
研究グループは、糖尿病ではない男女3万7416人（男性3万2040人、女性5376人、99.7％は30～65歳）の検診結果を収集、3年後に糖尿病を発症した人としなかった人のデータを分析し、項目とスコアを決定した。
年齢や体格（BMI）、空腹時血糖など8項目に、0～5点の点数を付け、合計が0～6点なら、3年後に糖尿病を発症する確率は1％以下、19～20点と、満点に近い場合は、65％以上と判定される。
スコア表を拡大コピーして、待合室に貼り、患者さんの糖尿病発症予防の意識付けに役立てたい。（編集部）
引用： Development of Risk Score for Predicting 3-Year Incidence of Type 2 Diabetes: Japan Epidemiology Collaboration on Occupational Health Study(PLOS ONE 2015年11月11日)
